実家の解体費用の相場はいくら？
2025.05.16お知らせ
相続した実家や誰も住まなくなった実家を解体して処分しようとしたものの、どれくらいの費用がかかるのか気になりますよね。高い費用がかかるのではと不安に思う方もいるでしょう。
この記事では、実家の解体費用の相場を紹介します。
構造ごとの解体費用の相場
実家の解体費用は、建物の構造によって以下のように相場が異なります。
● 木造：3〜5万円/坪
● 鉄骨造：5〜7万円/坪
● 鉄筋コンクリート造（RC造）：6〜8万円/坪
また、解体費用は坪単価×床面積で概算できます。
たとえば30坪と50坪で計算してみましょう。目安として参考にしてみてください。
30坪
● 木造：約90〜150万円
● 鉄骨造：約150〜270万円
● 鉄筋コンクリート造（RC造）：約180〜240万円
50坪
● 木造：約150〜250万円
● 鉄骨造：約250〜350万円
● 鉄筋コンクリート造（RC造）：約300〜400万円
解体費用が高くなる要因
これまで紹介したように、実家の解体費用は、建物の構造や大きさ、敷地の広さによって変動します。
ただし、付帯設備が多いほど相場よりも費用が高くなることに注意が必要です。
特に敷地が広い実家は、門や塀、駐車場、倉庫などの付帯設備が多く設置されていることがあります。付帯設備は、建物の解体前に手作業で撤去するため、追加で費用がかかることに注意しましょう。
また、重機が使用しづらい立地にある実家は解体費用が高くなる傾向です。
住宅が密集していて隣家との距離が近い、前面の道路が狭いなどの理由で重機の使用が難しい場合は、手作業で解体を進めていくことになります。手作業で行うと工事期間が伸びて人件費がかさみ、解体費用が高くなってしまうのです。
解体費用を安く抑えるコツ
複数の解体業者から見積もりを取り、費用を比較しましょう。解体業者によって利益率の設定や現地までの距離が異なるため、同じ工事内容でも費用に差が出ることがあるからです。
解体業者を選定する時は、費用だけではなく対応の良さなども比較するとよいでしょう。
また、雑草や花、庭木一本の撤去にも割高な費用がかかってしまうため、できる範囲のことは自分でやっておくことをおすすめします。
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